ギターと音楽理論シリーズまとめ

このページは UMINIUM の音楽理論シリーズ「ギターと音楽理論」の目次です。全14章、ロック/メタル文脈のギタリストが「耳コピできるけど理論の言葉が分からない」状態を抜け出すための入門〜実践シリーズになっています。

プロの理論家ではなく、ギターを長くやってきて改めて理論を学び直している立場です。「教える」というより「一緒に整理する」スタンスで、自分が詰まったポイントを起点に書いています。


このシリーズで身につくこと

  • 耳で覚えた音やコードを度数の言葉で言語化できる
  • 知らない曲を聴いてキーを判別できる
  • コード進行を機能(T・S・D)で読めるようになる
  • ペンタトニックや指板上のスケールを意味を持って弾けるようになる
  • ロック/メタル定番の進行とスケールが「型」として頭に入る

スケール上下をなぞるだけで止まっている人、コードは押さえられるけど何をやっているか分からない人、あたりが主読者です。


読み方ガイド

基本は第1章から順番に読むのがおすすめです。フェーズ2以降は前章の知識を前提にしているので、飛ばすと迷子になりやすいです。

ただし第1章「用語集」は最初に通読してもいいし、「あの用語、何だっけ?」と思った時に引きに来る使い方でもOKです。リファレンス的に置いてあります。

各章には「実践パート」があります。ギターを手元に置いて、20〜30分かけて指板で試してみてください。座学だけ読み流すと身につかない構成にしてあります。


【フェーズ1】地図を描く

スケール上下をなぞるだけで止まっている人を、「自分が今何をやっているか」が言語化できる状態にするフェーズです。座学多め。

第1章 ギター音楽理論 用語集
シリーズ全体で使う用語のリファレンス。最初に通読しても、必要な時に引きに来てもOK。

第2章 そもそも音楽理論って何のためにあるのか
理論は「鳴ってる音に名前をつける作業」。何のために学ぶか、自分の目的を言語化する章。

第3章 度数で世界を見る
「ドレミ」を「1234567」で考えられるようになると、12キー分の暗記が1パターンで済むようになる。

第4章 スケールとコードの関係
コードはスケールから生まれている。3度ずつ積むだけでダイアトニックコード7つができる仕組みを整理。

第5章 キーとは何か
「曲のホーム」がどこかを耳と指板で判別する。ダイアトニックを知った上で「キー」を改めて見直す章。


【フェーズ2】指板に落とす

概念を指板上の具体的な位置に対応づけるフェーズです。ここから実践量が一気に増えます。

第6章 ペンタトニックの正体
「なぜペンタは外れないのか」を、省略されたスケールとして理解する。マイナーペンタ・メジャーペンタ・ブルーノートまで。

第7章 コードトーンとアボイドノート
スケール内の音は全部同じ重みじゃない。コードトーン・テンション・アボイドの3レイヤーで弾き分ける。

第8章 指板を5つのポジションで把握する
ポジション1にこもる状態を抜け出すための、CAGED/ペンタ5ポジションの把握法。

第9章 メジャーとマイナーの関係
平行調と同主調を整理。ハーモニックマイナーがなぜ生まれたか、メタルでなぜ多用されるかも。


【フェーズ3】進行を読む

コード進行が何をしているかを読めるようになるフェーズです。耳コピと理論がようやく繋がります。

第10章 ダイアトニックコードの機能
T(トニック)・S(サブドミナント)・D(ドミナント)の三角関係。コードを役割で見る視点を獲得する。

第11章 コード進行の正体
ツーファイブを軸に、コード進行が何をしているかを読む。ロック/メタル/J-POP横断で頻出パターンを整理。

第12章 セカンダリードミナント
キー外のコードが自然に聴こえる理由。「一時的に別キーのⅤを借りる」発想で解読する。

第13章 モードの基礎
同じ音から違う景色を見る7つのモード。ロック/メタルで実用的なドリアン・フリジアン・ミクソリディアン中心に。

第14章 ロック/メタル定番進行とスケール総まとめ
ここまでの知識をジャンル特有の語彙として整理。定番進行カタログ + スケールカタログ + 有名曲対応表。


更新について

しばらくの間、各記事ブラッシュアップ続けてまいります。
それでは、第1章から始めましょう。

→ 第1章 ギター音楽理論 用語集 から読む